大量の付箋の中にあって、好きすぎてツラいシーン・セリフ
・「四色の置き土産」の三章、手遊びする健。
・「駄目だよゥ──」
・「ああ、間に合ったんだね」
・「哲よゥ───」
付箋つけてるところ全て好きなので、挙げればキリがないけど
最後が、好きすぎて 好きすぎて ほんとうにたまらない
ガスの、億春に対する人肌恋しさのようなもの
ドサ健の、森サブに対する面倒見の良さ
ドサ健の、哲に対する… 同列に置いてるからこそ手酷く扱える対等感
森サブの、若さゆえのパゥワーと疾走感と愚
哲の、ドサ健や億春に対する羨ましさと憧憬と、
ドサ健でヌいてる億春にニタニタしてしまって
ドサ健の一人称部分も多くあり、人間ぽさや優しさや面倒見の良さや強さや弱さや…
老いからくる優しさと、元からの、庇護下への面倒見の良さからくる優しさと
色んな面が見れて、
登場する人々が、みんな魅力的で憎めない、なんか好きになっちゃう。
金庸小説の登場人物にも、似た感慨を抱いたなって思い出した。
聖人君子なんか出てこない、みんな、自分の人生を責任持って好きに演っちゃってるのが、魅力的。